売掛金回収の流れ

売掛金回収のトータルの流れとしては、書面や電話での請求、話し合いによる交渉、公的な文書による督促、裁判所での調停や訴訟となっています。段階を追うごとに、自分にも相手にも負担が大きくなり、双方の関係も争いの様相を見ることになるでしょう。そのため、慎重に状況を見極めて、できるだけ穏便な方法の段階で解決できる方法を考えることが必要です。

書面や電話での連絡は、もっとも軽い方法です。売掛金の入金日が過ぎてしまった段階で、取引先に対して連絡を入れて支払いを促します。それに対して、何らかの反応があればそれに合わせて対応を行います。支払いを待って欲しい、分割にして欲しいなどの相手の要望があれば、話し合いを行って新たな約束を取り付けます。こうした話し合いができない、支払いもされないといった場合には、公的な文書による督促を行います。

内容証明郵便であれば、契約内容や支払金額、期日などを明記することで請求した事実を郵便局が証明してくれます。これは後で訴訟になった場合などに、請求内容を認めてもらえ、債権の消滅時効をストップする効果を持っています。最終的には、裁判所で訴訟を行って、相手に売掛金の支払いを約束させ、実行されなければ強制執行で支払ってもらうことになります。